一期一会の片思い

私はもうすぐ30になろうかと言う歳に

その折・・

つき合っていた人と結婚出来なかった。

(美人ではないが心優しい人)

私は一人っ子育ちの我がまま者で

最初から、かなり無理な環境下

一人息子(祖母と母がいた)

相手も一人娘(父親病気・母の三人暮らし)

そこを良く理解し、よく話し合い妥協点を

みつけるべきが

相手の心に寄り添う

優しさを持ちあせないバカ男ゆえの破断。

夫婦とは「人生の運命共同体

それを理解出来なかったゆえの不幸

それが・・結果的には「天涯孤独」の

一人暮らしになっている。

まぁ

過ぎし事は良くも悪くも思い出話として

歳月は流れ・・

中年の終わ頃に、初めての一目ぼれ

(淡い一目惚れは何度かしてたけど)

そして単なる画像では石川さゆりさん。

もうすぐ60代という時に大衆演劇

近くの席に座った美形で

チャーミングで自分より少し若めの人

服装も派手ではないが高級感があった。

一目見て恋心を覚えた。

その折、少し言葉を交わしただけの人

当時、未だ珍しかったタブレット端末を

(通信機能もあったようだ)

自分も所有して居たが家でのみ使っていた。

ちゃんと声をかけられない。

それは、本業を続けていて懐十分な生活の

身なら、と、心の中で歯ぎしりをしていた。

その人はその座長さんの(巡業の処に)

追っかけをしていた。

もしも

その人が一人身で、彼氏が居ないなら

その人の追っかけをしたかっという話。