家庭料理

縁の薄い家庭料理

在りし日の

育ての親(祖父母)達は

心優しい人達だった。

けれど

料理には興の薄い人達

品祖な家庭料理の日々だった。

そして

祖父母や母が亡くなり

一人ぽっちになって30数年

外食(食堂・カレー屋・寿司屋)

デパ地下の惣菜メイン

ご飯だけは(電気釜で)炊いていた。

その惣菜も

いつしかスーパーの

品揃え少ない惣菜の組み合わせの

侘びしい食事となって

それが

60も終わりごろになり

野菜をメインにした簡易料理

レトルトカレーにジャガイモと

ニンジン輪切りにしてレンジでチン

とかホウレンソウや

菜っ葉とタマゴとか既成の焼き魚

などの、組み合わせ工夫の食事

それが、昨年の新居に移り住み

台所が広くなり

ちょっぴり嬉しい気分の

そんな日々を過ごしいる。